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シモバシラ
    078      野草アルバム   ノミノフスマ
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イロハモミジ
 ノミノフスマ
 ナデシコ科 ハコベ属

 ・名は「蚤の衾」と書く。衾(フスマ)は布、綿で作った寝具のことで、葉を蚤のような小さいものに似合うと見立てたもの。

 ・ハコベ属の学名Stellariaは「星」の意味。花の形が星の形をしていることによる。漢名は天蓬草。
花は白色、花弁は5枚、花弁は深
 く切れ込むため10のように見える。
 花弁の深切れはハコベ属の特徴
・ 茎は5〜20cm。葉長は1cm内外。葉茎
 は無毛。茎の断面は四角形。
・日本全土に見られ、花期は長く3〜10月。
・似たものにノミノツヅリがある。
 これは茎葉に毛が多いこと。花弁
 が五枚であることで区別できる。