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サラシナショウマ *****
フジバカマ(藤袴) キク科
山上憶良の秋の七草に数えられている。
 集落に近い河原、土手などの陽地にややまれに生える。葉は対生し茎の中-下部の葉は3裂する。自家受粉で多くの種子ができる。

 植物体を生乾きにすると桜餅の桜葉のようなクマリン様の香りを放つ。昔、中国では、一枝を女の子のかんざしや香袋に入れたといわれる。

【名前の由来】花の形が藤色の袴のように見えるからなど諸説がある。
 台湾などの南方から本州まで約2,000 kmの渡りをする蝶が今年も金立山麓の薬用植物園のフジバカマに飛来した。
日本唯一の渡り蝶 ササギマダラも飛来 葉は対生、上部以外は3裂 花期は8-11月
開花中に花柱(めしべ)角状に出る 頭状果 頭状果 花を逆さで袴着衣姿に見えないかとの説もある