Home 104  野草フォトアルバム    オガタマノキ list
メナモミ *****
. オガタマノキ(招霊木)モクレン科 .
 春、神社の境内などにほのかな香りを漂わす常緑樹。関東以西の温暖な地方に自生し、神社などにも植栽される。

 モクレン科は落葉樹で、葉出前に花を開き一際目立つものが多いが、常緑のこの木の花は茂る葉の中にあって目立たない。

 
名前のオガタマノキはオギタマ(招霊)の木のなまったもの。枝を神前に供えて神を招く意味。または、オガタマ(小香玉)は香りがあり、実の形が玉に似ていることによるといわれる。
つぼみ(左)と葉芽(右)は金色の苞に包まれる 開花中(2下旬) 花期(2月下旬〜3月)
果実は熟すると果袋が裂け赤い種子が顔を出す 花弁は12枚 種子が落ちた後 葉は厚く表は葉脈凹む。裏は緑白色