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ムラサキセンブリ

ニワウルシ
アカメガシワ      トウダイグサ科

   花   6月6日
  アカメガシワ

 名前は赤芽かしわの意味で、新芽が赤く、かしわ同様に昔、葉に飯を盛ったことによる。
 アカメガシワは緑のパイオニアといえる。森や林が伐採されるとまず芽をふくのがアカメガシワやヌルデ、佐賀県西部ではアオモジなどである。アカメガシワの種子は土に中で百年眠るとも言われ、日光と一定の地温が得られる

  果実   7月4日

種子  7月23日
と長年土中に貯まった種子が一斉に発芽する。
 アカメガシワなどの陽樹が成長するとやがてその林の下には、シイ、カシなどの陰樹が生育する。シイ、カシ等が成長してアカメガシワを超える高木になるとアカメガシワは枯れていく。

 樹皮から作ったエキスは胃の薬として使われている。

   花  6月6日
 葉身が葉柄につく付近
には、楕円形の蜜腺2
個ある。右の写真は右
側の蜜腺の蜜を蟻が食
している。(6月22日)  
参照:蜜腺