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サルトリイバラワ
フクジュソウ福寿草      キンポウゲ科
■元日草(ガンジツソウ)、朔日草(ツイタチソウ)ともいわれる。
■名前の由来:@旧暦元旦頃姿を現し、正月の飾りとされるため、めでたい福寿の語をつけたもの。福寿は幸福と長寿。A開花の長いことから、幸福で寿命が長いという意味の福寿にあやかったもの。球磨:正月に花が咲くからガンジツソウ。ユキノシタでも花を咲かせるので、ユキノシタという。
■正月の祝い花にされる。花言葉は幸福を招く花。
■フクジュソウを元日の床飾りの寄せ植えや鉢物とする。この風習は江戸時代前期には既に行われていたと思われる。

■フクジュソウは日本、千島、サハチン、朝鮮、中国東北部、シベリア東部に分布。日本では北部には多いが、九州ではごく希れ。
■黄金色のパラボラアンテナのような形の花をつ
ける。この花は太陽を追う。


花は蜜を出さないが、凹面鏡形の花の内部は光の内部反射で外より温度が高く、早春の寒い時期、花粉を食べに来るハナアブ類が活動しやすい。