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アオギリ
ミゾソバ

スベリヒユ
スベリヒユ科

秋になると子孫継続のため
の種子を作る植物が増えて
くる。スベリヒユもその一つ

今、小さな黒い種子を詰め
た果実の蓋を開いたばかり
のようであった(写真左)。
花は黄色、小形の一日花。
※※ スベリヒユは日本各地の
路傍や畑地に生える1年草
の雑草。紀元前2〜3世紀
頃の弥生時代から米作の
伴なって渡来した植物で
あろうといわれる。このよ
うな植物には、イヌタデ、ミ
チヤナギ、エノコログサな
ど30種があげられている
【名前の由来】葉茎をゆでて食
べるとなめらかなことに由来

説。茎葉は艶がありなめら
か説がある。

【利用】茎葉はゆでて和え物
汁の実として食べる。薬用として
茎葉を煎じて利尿、生の葉汁を
虫さされ、ニキビに用いる。
※※ 【類似植物】
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)
花壇の花草として人気もの。
ハナスベリヒユはスベリヒユ
にそっくりの南米原産。最初
につけられたこの名は、雑草
的イメージのため売れ行き
↑ポーチュラカ

が芳しくなかった。ポーチュ
ラカ
(スベリヒユ属の学名)
の名前で売り始められると
売れ行きが飛躍的に上が
ったと伝えられている。