エノキ
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   016          野草フォトアルバム
  花は赤い実と同時期に咲く

   アオキ <ミズキ科>
  (Aucuba japonica Thunb.
  世界に知られた日本特産の庭園木
 

 花は、雪が降る早春から春も終わり頃(2〜5月)にかけて赤い果実と同時に見ることができる。

 赤い実はめでられるが、花は小さく目立たないためどんな形をしているか知らない人が多い。そこで、デジタルカメラで花を覗いてみた。
. 花は径8-10mm。雌雄別株。果実をつけるには、雄株と雌株が必要。

  1780年代ヨーロッパへ渡ったが、雌株のみで果実は見られなかった。約80年後イギリスへ雄株が渡り、それがヨーロッパ各国へ広がり、赤い実が見られるようになった。

 赤い実と年間を通じて光沢のある緑の葉つけること、また、日陰でも生育することが好まれ、世界の庭園木となっている。
(写真:雄花と赤い果実  3月30日撮影)
  
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